「アイドルマスター スターリットシーズン」PC版のグラフィック設定を紹介
CS版アイマスの最新作「スタマス」
今回からPC版も用意され、グラフィック設定を調節できるのでいくつか紹介していく
・画面解像度
最大で「3840x2160 (4K)」を選ぶことが出来る このゲームはAAの効きが弱くフルHDではギザギザが目立つので、4Kにすると非常に綺麗(個人的には4Kがこのゲームの標準ビジュアルなのではと思っている)
4:3解像度やウルトラワイド解像度も選択できるが、黒帯が出現しゲーム画面は強制的に16:9になる
非正規な手段を使えば8Kにも出来る
・内部解像度
ゲーム画面を上記の画面解像度より大きい解像度で描画し、小さくスケーリングしてから表示する機能 疑似的に4Kのような高解像度感を得られる
海外のゲームだとSSAAなどと呼ばれている
画面解像度1920x1080で内部解像度150の場合 2560x1440で描画し1920x1080に圧縮に
画面解像度1920x1080で内部解像度200の場合 3840x2160で描画し1920x1080に圧縮ということになる
200にすると4K表示とほぼ同じ負荷がかかるので注意 画面解像度が4Kの場合内部は8Kになりアホみたいに重くなる
・最大フレームレート
設定によって「24FPS」「30FPS」「60FPS」「120FPS」「240FPS」「可変」から選ぶことが出来る。
この内「可変」は制限無しと同意で、FPSに上限が無くなる(自分は500FPS越えを観測した) CPU負荷が上がってしまいロードなどに支障をきたすので常用は避けよう
「24FPS」という中途半端な数字があるが、これはアニメや映画のフレームレートと同じなので、恐らくそれを再現したものだと思われる。 実際に設定して見ると3Dアニメっぽい
・Vsync (垂直同期)
ゲーム画面の更新間隔を、モニターが画面を更新するタイミングに合わせる機能 詳しくはググって
モニターのリフレッシュレートが60Hzならゲーム画面も60FPSになる
グラボがモニターの性能以上の仕事をしなくなり省エネ 常時ONをオススメ
・シャドウ品質
このゲームで一番重い設定項目
この設定を一段階下げるだけでFPSが劇的に改善する 他の設定は変えてもほとんど影響しない
ゲーム内の「765pro事務所」など急にFPSが落ち込むシーンがあるが、全てこの「シャドウ品質」が犯人である
ライブシーンでも負荷の大きさは影の多さで決まっているようである
ちなみに距離が変わると影の品質が変化するようになっている これによりライブシーンでUPカメラを選択すると負荷が上昇する
この設定には「レイトレース」の項目があり、レイトレーシングシャドウを適用できる
見た目にはほとんど変化が無いが、距離による影の品質変化が発生しなくなる
・LOD距離
ライブステージ上のこまごまとしたオブジェクトを距離によって非表示にする機能 これにより負荷を低減している
「近」「中」「遠」の三つの設定項目があるが、この中でいちばん画質が良くなるのは「近」である
このゲームのグラフィック設定は初期状態で軽量になるように設定されているが、何故かLOD距離だけは重いはずの「近」が設定されるようになっている バンナムの間違いだと思われる
・リフレクション
反射表現の品質を設定する
設定項目に「レイトレース」があり、レイトレースリフレクションを適用できる
適用されるのは鏡面反射だけで、キャラクターの拡散反射などには変化が無いようである
・DirectXバージョン
ゲームが使用するDirectX APIのバージョンを指定する (アイマスのようなキャラゲーがDX12に対応するのはビックリである)
レイトレーシングを使用するには「DirectX12」を指定する必要がある それ以外では画質やゲーム負荷に変化はない(はず)
レイトレについて
スタマスのレイトレはDXRという規格に準拠していて、RTコアを持たないGTX1000やRadeonのグラボでも動作させることが出来る
詳しくはググって